高知の香り米の美味しさと香りの秘密「清流」とは?

高知の香り米の美味しさと香りの秘密「清流」とは?

美味しい高知の香り米は「清流」から

香り米奥四万十ノ奇跡Premiumのその美味しさと香りは、四万十川の「清流」によって生み出されていると言っても過言ではありません。もちろん、太平洋から流れ込む湿潤な空気だったり、その海からやってきた風を迎える緑豊かな山々だったり、他にも重要な役割を果たしている自然の要素は多々あります。太平洋からの風は、海水の上を通り抜けてくる際に豊富な水分を蓄えています。さらに、陸地は日光に照らされて気温上昇が激しくなる昨今の気象環境に対して、海面は日光に照らされても陸地と比較して過剰な気温上昇は起こらず、その上を通り抜けてくる風は安定した温度を維持しています。そして、それを受ける緑豊かな山々。海面という低い場所から山という高い場所へ一気に風が流れ込み、受け止める。夜になることで気温が下がり、風の中に蓄えられていた水分が山々へ落ちていく。このサイクルは長い長い年月繰り返されて、四万十川の清流を生み出しています。清流を生み出す重要な装置であることには違いはありません。これは同時に香り米の美味しさを生み出す装置とも言えます。でも、それだけではないのです。香り米奥四万十ノ奇跡Premiumを生み出す四万十川が清流と呼ばれるにはまだまだ他にも重要な要素があります。


清流という特別な環境が美味しい香り米に。

そもそも「清流」って定義があるものなのか?これは実は法律的な決まりや清流であることを認定する機関が存在するわけではありません。また水質基準があるというものでもないのです。ではなぜ「清流」と言われるのか。これには大きく2つの要素があります。1つは、物理的な点です。まず当然のことながら清流と呼ばれるのはその流れる川の水が澄んでいる必要があります。見た目においての透明度。これは物理的に最も重要な要素です。そして、自然の生物の存在。特に鮎などきれいな水質の川でなければ存在しない水生生物が暮らしていること。この2つの要素にとても関連することとして、自然のままであることが挙げられます。これは昔からの方法を守り続ける香り米の美味しさにも共通することかもしれません。人工的な要素を加えない=自然のありのままでいることは、清流にとってとても重要なことです。人工的なものの代表としてはダムが挙げられます。四万十川にはダムが存在しません。このことは清流であるためには、とても重要なことと言えます。なぜかと言うと、ダムがあることで生態系が崩れるためです。水が滞留し、生物たちの移動を妨げます。とどまった水は濁り、そこに暮らす生物は耐性の強い選ばれた種類となっていきます。微生物のバランスが崩れたその環境は、清流に繁殖するコケを主食とする鮎などの生物が暮らしていくには厳しい環境です。また川の流れも自然ではないため、生息する生物が一気に流されたり、その逆に滞留したりと不自然なものとなってしまいます。ダムに外にも、住宅地や工場などの存在は、排水やゴミなどによって水質自体を劣化させる原因となります。こうして「昔のままの自然」であることが清流の物理的な要件としてはとても重要と言えると思います。高知の香り米の美味しさ、特に奥四万十地域で育つ香り米奥四万十ノ奇跡Premiumにとって、清流は欠かせない存在。農法も「昔のまま自然」であり、これらのことからも限られた生産量の希少米であることがおわかりいただけるのではないでしょうか。
 
清流と呼ばれるもう1つの要素があります。それは文化的な要素です。日本では昔から和歌や俳句で夏の季語として使われています。暑い夏に涼しさや清らかな気分を演出するための言葉として使われていました。昔から清流と認められた川でなければこうした俳句に使われることはありません。ちなみに四万十川を歌った俳句は様々ありますが、もっとも特徴的なものをご紹介しますと「四万十の 沈下橋こゆ 夏の夢」というものがあります。四万十川をゆく旅の情景を歌ったものです。ここで使われている「沈下橋」という橋をご存知でしょうか。その字の通り、沈下する橋なのです。どういうものかと言うと、大雨などで川が増水した際に沈んでも流されないように川の流れに対して抵抗を極力減らした石でできた橋になります。川の流れに対して柱は流線型となっています。通常は円柱のような形状だと思いますが、楕円の円柱といったイメージです。そして、橋自体の高さは高くなく、沈むことを前提とした高さの設定になっています。これも「自然のまま」ということに貢献している橋と言えると思います。川の流れを壊さずに、清流と共存するひとつの知恵となっています。清流はその水や自然自体の美しさももちろんですが、こういった印象的な人工物の存在も、人々の心を魅了するのだと思います。そうして、文化的に清流と言われ、長い年月、人々に受け継がれ、文化が熟成し、当たり前の用に清流と言われているのだと思います。そう考えると、香り米奥四万十ノ奇跡の名前にある「奇跡」という言葉は、なかなか深いところを突いているのではないでしょうか。お米自体の美味しさ、香り米が放つ懐かしく食欲をそそる香りは、特別かつ限定的で奇跡とも言える自然環境で育つものではありますが、そもそもお米を美味しく香り豊かにしてくれる清流自体が奇跡の存在。「奇跡」というネーミングには実はいろいろな奇跡が隠されているとも言えると思います。

特別な奇跡、美味しいお米の奇跡を、ぜひギフトに。

だからこそ、香り米奥四万十ノ奇跡Premiumをギフトにおすすめしたいと思います。日本中で有名な清流である四万十川、その特別な「清流」で育った美味しいお米。そして、なんと言っても香りが特徴的。クセはもちろんないけれど、個性があり、いろいろなおかずともあう。お米としての優れた部分は様々あります。ギフトとしておすすめなのはその品格。ゴールドのパッケージはギフトを贈られた方の驚きになると思います。そして、食べたらまた驚きが。さらにさらに、四万十川の清流や育成環境や育成条件を知ったら、もっともっと驚きがあるはずです。その驚きは、ギフトを贈られた方の喜びそのものとなると私たちは信じています。

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