高知県の食といえば何を連想させるでしょうか?
多くの人が「かつおのタタキ」を思い浮かべると思います。
また他に「しょうが」だったり「ゆず」だったりと特産が色々とある県でもあります。
ただお米に関しては産地!と言われるほど作付けも多くなく「新潟県産魚沼」などにはやはり負けてしまうのが現状です。
しかし、ここ最近高知のお米は徐々に評価されつつあります。
年に1回食味の格付けをする「食味コンテスト」で県北地域のにこまるという品種が平成29年~令和6年の8年連続で最高評価特A評価をいただいたり
今回「奥四万十ノ奇跡」で使用される「にこまる」も県西地域で令和元年~令和6年の6年連続で特A評価がされているお米になります。
まだまだ知名度はそこまで高くないですが知る人ぞ知るお米とも言えますね。
高知県で生産されるお米の品種

高知県では主に「こしひかり」を主体に生産されており、他でいうと主に「にこまる」「ヒノヒカリ」「ミルキークイン」「香り米」の生産がされております。
「よさ恋美人」という高知独自の品種もあったりと意外と生産されています。
特に「香り米」は県内でも生産量が少なく県内の主食米の生産量(令和5年産)が約4万5000トンほどに対して香り米の生産量が約500kgとかなり少ないのがうかがえます。
しかも、ほとんどが生産農家での消費が主で流通するのは200KG程度だとか…
また、高知県での流通がほとんどになりますので県外になかなか流通しないことから「幻のお米」なんて言われたりします。
香り米がここまで少ない理由は栽培が難しいことも理由にあげられます。
稲の背が高く倒れやすく収量が少ない特徴があり、普通米(こしひかりなど)を栽培した方が作りやすいし実りが大きいことから全国的に淘汰され今では高知県など一部の地域での栽培となってしまいました。
香り米のほとんどが「十和錦」といわれる品種になっております。しかし、種子登録をしていないため表示は「その他」表示となってしまいます。
じゃあ種子登録したらいいんじゃと思いますが、農家でひっそり作って食べていたためおおもとの出所が分からないため種子登録ができないのが原因と聞いたことがあります。
なんだか秘密の米じゃないですけど知る人ぞ知る米みたいになっていますね。
香り米は他に「ヒエリ」「さわかおり」などの品種があります。
品種によって香り方が違い、「ヒエリ」という品種は強い芳香な香りが特徴で「さわかおり」と「十和錦」は強すぎない適度な香りと食味の良さが特徴です。※個人的な感想です
簡単に高知のお米について触れてみました。
まだまだ奥が深いお米の世界ですが、本商品の奥四万十ノ奇跡PREMIUMは食味がいいにこまると高知特有の香り米を奥四万十の地域にのみ厳選した原料を使用しております。
香りや味の違いをぜひご賞味ください。
この記事を書いた人
さこだ しょうご
2児の男の子のパパやってます。
趣味は旅行で食べ歩き…
車の運転も好きなので12時間以内でしたら運転できます!
最近は運動しないとなと野球始めました。
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